静岡市唯一。元カワサキマンのカワサキ専門メンテナンスショップ。バイクの修理&中古車販売・メンテナンス
 

作業日誌 9月26日 燃料タンクの錆の防ぎ方、今日は、ワープロの日

当店で作業真っ最中の、タンク内部の錆び落とし・・・・・溶剤をタンクに入れて、しばらく放置してるだけ。

とはいえ、ガソリンを抜いて、落とせる錆びは物理的に落として、タンク内部を中性洗剤で洗浄して、専用の薬品溶液でタンクを満たして、 錆が分解されるのをしばし(1-2日状況により増減)待つ。←イマココな写真がこちら↓

バイクを永い間乗らずに放置してしまったとき、燃料タンクの内部が錆びてしまう事は割とよく有る悲劇です。

タンク内面の表面に浮くような、軽い錆びならば、科学の力(作業は超アナログなんですがwww)で、ほぼ完ぺきに除去できますが

素材の金属を深く冒してしまっている錆は、その状態によっては手の施しようがない場合もあります。

新品部品が手に入るなら良いのですが、たいがい古いバイクで起こる現象ですから交換しようにも、メーカーのパーツ供給が終わってしまっている、なんてことも少なくはありません。そうなると、先ずは中古部品の捜索を行うわけですが、その作業に時間がかかって大変なんです。

というわけで、錆びの防止が出来たら一番いいのですが・・・・。

と思って、知識の裏付けを取るべくググってみた。

先に結論から申し上げますと、「これで完璧!」という方法は無い!(キリッ!

結局 効果的なのは、良く言われてる方法でして・・・。

①タンクをガソリンで満たして、内部を空気に触れさせないようにして、錆(酸化)を防ぐ。

※ この方法で長期間放置するとですね、実はガソリンが減っていきます。蒸発するんですよ、燃料タンクは、完全密閉ではないからなんですが、そうしておかないとエンジンにガソリンを送れない訳です。その構造上、外気を燃料タンク内に取り込んで呼吸をさせなければならないのですが、その時に湿度のある外気が吸入されて、錆びを引き起こす気がします。これは、常に満タンにしておく以外に防ぎようがない・・・。

②ガソリンを抜いて、オイル等を塗布してタンク内面を保護する。

※ガソリンを抜く・・・この時点で、ハードり激上がりですよね。これはお勧めできません。

③燃料にエンジンオイルを混ぜて、時々バイクをゆすって、タンク内部の表面にオイル混合ガソリンを塗付してタンク内面を保護する

※エンジンオイルをタンクに入れるって・・・、量は?何を?どんだけ入れたらいいの?僕にもハッキリとはわからない(笑)

大体みんな似たような感じなのですが、これが一番確実で、簡単だと思う方法が有ります。

それがコレ↓

④放置せずに乗り倒す!!(笑)

※冗談抜きで、走ればタンク内部のガソリンは動きますから、表面に水分が付着するような事も有りません。何より走った方が楽しいじゃん?どない?

折角のバイクです、走ってナンボですよ!楽しんでくださいネ。

とは言うものの・・・・。

修理の依頼をいただいてる皆様、お待たせしていて申し訳ないです。

一日でも早くお返しできるように、努力しておりますのでもう少しだけお待ちくださいネ。

では!


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