今回は、新車の納車整備です。整備内容の全てではないのですけれど
代表的な作業を紹介しますね。
-2017モデルの ニンジャ250の新車整備です。
新車であっても、納車前の整備は必要なんです。
この整備を行う事で、工業製品から趣味の乗り物「オートバイ」に生まれ変わるのです。
でもね、ココまでの納車整備をしないと危険というわけでは無いのです、バイクを良い状態で永く維持するために必要だと判断して、ボクのお店では実施しています。
この作業の内容は基本的にはメーカーの指定する項目を実施しますが、プラスアルファ―の部分は、バイク屋さん毎に対応は異なります。
さて
では、代表的な作業を紹介していきます。
バッテリーの液を注入して、初期充電をかけます。
最初バッテリーには液が注入されていないので、バイク屋がバッテリー液の注入を行います。
液を入れてから、30分以上放置してから充電をかけます。
この作業をしている間に、他の整備を行います。
チェンジペダルの摺動部分にグリスを塗布します。
クラッチレバーのシャフトにもグリスをたっぷりと塗ります。
クラッチケーブルに給油。
新車の状態では、カラカラですから必須作業です。
手で隠れてますが、エアゾール式の柔らかいグリスを使ってます。
下まで落ちてきているか確認します。大丈夫のようですね
ブレーキレバーのシャフトもグリスまみれにします。
スロットルケーブルにも給油します。2本装着されてますから両方に給油します。
フロントブレーキパットの脱脂
フロントディスクプレートの脱脂
今度はリアブレーキパット。
リアのディスクも脱脂
部品を元通りに組み付けます。
組み付けは、トルクレンチを使って締め付ける力をメーカーの指定する力で締め付けます。
ドライブチェーンの張り調整です、新車は貼りすぎ傾向にあるので、その場合は少し緩めます
タイヤの空気圧も、規定値からは外れてる事が多いので調整します。
作業はこれだけではありません。
その他の部分にも給油したり、グリスアップをしますし、ブレーキ、エンジンオイルの量、冷却水の量、灯火類の動作確認、エンジンの始動性、アイドリングの状態、電動ファンの作動・・・・・・
まだまだありますが、この辺で。
そんな納車整備作業を終えて、最後に試乗をさせていただき走行に問題の無いことを確認して、ようやく納車できます。
オプションパーツの取付なども、納車整備の時に作業します。
全日本オートポリス
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全日本岡山テスト
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