作業日誌　7月20日　ZX-14Rのクラッチレリーズを・・・

2018年7月20日バイクメンテナンス

今回は、純正品の流用カスタム！

ご存知の方も多いですね、ZRX1200RにZX-14Rのクラッチレリーズを流用ってやつです。

写真左がZRX1200オリジン（オリジナルな）、右側がZX-14R用　です。

ピストン径が約2mmほど大きくなります。

取付ボルト位置は同じですが、すんなりとは付きませんのでこのレリーズが収まる部分のエンジンカバーの加工が必要です。

手の力だけで、すっとカバーに収まるまで加工すればOK　やりすぎ注意なので、不慣れな人はバイク屋さんにお願いしてね。

でこれをやるとどうなるか？

クラッチレバーの操作荷重が軽くなります！　大事な事なのでもう一回

クラッチレバーの操作荷重が軽くなります！　どうよ！

どの位軽くなるか？測定器具が無いので数字では表せないのですが店長の人間センサーでは、元のZRX1200のレバー操作荷重を　100とすると、２５％ダウンの７５％ぐらいまで落とせると思います。

この辺りがお手軽チューンの限界かと・・・。

部売品番号　１３２３１－０００２　１４R用クラッチレリーズ　税込　6,700円！

※社外のアルミ削り出しのやつは、28,000円だかんね！

一言アドバイスを、このバイクをこのまま、人に譲る場合は「クラッチレリーズは１４R用に変えてるから、リペア用の部品は１４Rのを使ってね」　と一言伝えてもらえると、配慮が効いてる超良い人になれます。　それとメンテを作業をお願いする際に、バイク屋さんにも教えてもらえると、メチャ助かります、メチャ喜びます　良かったら一言教えてくださいネ。お願いします。

（この部分は、カバーされてて普段人目に触れない上に、この純正品交換した場合は　外観上の見分けはほぼ不可能なのヨロシクね）

これ以上のレバー操作力の低減は、クラッチレバー側のマスターシリンダーをカスタムパーツに交換する必要があります。

マスターシリンダーの交換は、最低金額　約60,000円　〜　の費用が掛かります。

ラジアルポンプへの交換は、一筋縄ではいかない事がほとんどですから、お気を付けあそばせ。

特にチョークケーブルの存在が邪魔だったり、クラッチホースを替える必要が出たり、クラッチホースバンジョーボルトのピッチが合わなかったり・・・色々と大変なのだ。

※敢えて専門用語の解説は入れません、わかる人だけ　そうなのねー　と思ってくださいネ。
解らない人には申し訳ない。別の日に埋め合わせします。

チャオ－！